NHKスペシャル「永平寺104歳の禅師」を観た感想。宮崎奕保禅師のありがたい言葉を胸に。

あなたは、「永平寺」をご存知ですか?

「永平寺」は小学校や中学校の歴史で習い
かすかに覚えている程度の方が
ほとんどかもしれません。

今、悩みをお持ちのあなたにお伝えしたい
当時104歳だった永平寺の住職の
ありがたいお言葉があります。

永平寺ではどのような修行をしているのか
また、2004年に「NHKスペシャル」で放送された内容を
収録したDVDを観た感想を以下に記したいと思います。

永平寺とは?その修行内容。

永平寺(えいへいじ)は、
福井県吉田郡永平寺町の山中にある
曹洞宗の寺院です。
總持寺と並ぶ日本曹洞宗の中心寺院(大本山)
とても有名です。

開山は鎌倉時代に道元がしました。

主となる禅風は

「只管打坐」(しかんたざ)
=ただひたすらに黙って座禅を行い真理を実行することにより
悟りがひらけることを説いた。

永平寺の名の由来は
中国に初めて仏法が伝来した後漢明帝のときの元号
「永平」からきており
意味は「永久の和平」である。

世界の平和を願った素晴らしい名です。

一日の修行を一般人の私たちが
前もって申込をすれば体験もできるそうです。
一日の修行内容は以下の通りです。

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「暁天(ぎょうてん)」

永平寺の修行体験ではまず朝3:30頃に起床します。
早朝から行われる坐禅の修行のことを暁天といいます。
もちろん、宮崎奕保禅師も同じ時間に起き
雲水さんと一緒に坐禅を組みます。

「暁天」はお部屋にあるお線香が
燃え尽きるまでの時間で行われます。

「朝課(ちょうか)」

 早朝の座禅を行った後は、
「朝課(ちょうか)」という修行内容を行います。

この修行では
法堂(ほっとう)という場所で、
合掌や礼拝をし、お経を読み上げます。

「小食(しょうじき)」

朝から続けて修行を行ったあとは
「小食(しょうじき)」と呼ばれる
朝食の時間になります。

お肉などはもちろんありません。
お粥が中心の精進料理です。

「作務(さむ)」

 朝食をとったあとは、
「作務(さむ)」という修行に入ります。
「作務(さむ)」は主に掃除を行う修行になります。
朝の8:00頃から
約90分程の時間をかけて
丁寧に行われる修行です。
トイレや、お堂の中、
廊下などを掃除していきます。
毎日1時間半もお掃除。。。
見習わねばいけませんね!

「坐禅」

10:00頃から再度
本格的な座禅を行います。
朝の「暁天(ぎょうてん)」よりも少し長めの時間で、
しっかりとした坐禅を行います。
座禅に弱い方が修行体験をすると
足がかなりしびれます。

「日中(にっちゅう)」

「日中(にっちゅう)」は、
朝の「朝課(ちょうか)」のときと同じように、
お経を読み上げる修行となります。

朝の「朝課」よりも短めの時間で行われるようです。
時間は30分ほどです。

 

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「中昼(ちゅうじき)」

 「中昼(ちゅうじき)」は
昼食のことをいいます。

ただ、お昼ご飯も立派な修行ですので、
作法に乗っ取って、
お食事を丁寧にいただきます。

「作務(さむ)」2回目

「中昼(ちゅうじき)」のあとは、
再度「作務(さむ)」の修行に移ります。

一日二回のお掃除
住まいも心も綺麗になりそうですね!

「坐禅」2回目

2回目の「作務(さむ)」のあとは、
再度「坐禅」に移ります。

「坐禅」の修行は一日に何度もあります。

心を無にして精神を整えて、
「只管打坐(しかんたざ)」を
身をもって体験しましょう。

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「晩課(ばんか)」

 2回目の「座禅」のあとは、
「晩課(ばんか)」という
お経を読み上げる修行となります。
座禅とお経を読み上げる修行を
中心に行っていくのが永平寺の修行のようですね。

「薬石(やくせき)」

 「晩課(ばんか)」の修行でお経を読み上げた後は、
「薬石(やくせき)」という修行に移ります。

「薬石(やくせき)」は夕ご飯のことをいいます。
こちらの「薬石(やくせき)」という夕食ですが、
昔から禅門では朝昼以外に食事をとらない風習のようで
実際には正式な食事とはみなされていないようです。

「夜座(やざ)」

「薬石(やくせき)」の夕ご飯でお腹を満たした後
「夜座(やざ)」の修行を行います。

「夜座(やざ)」は夜の坐禅修行のことをいいます。

「開枕(かいちん)」

 「夜座(やざ)」で夜の座禅修行をおこなったあと
「開枕(かいちん)」となります。
こちらの「開枕(かいちん)」は就寝のことです。
このような長い修行の一日を宮崎奕保禅師は
11歳の時から続けておられたのですね。

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永平寺78代目住職 宮崎奕保禅師の言葉抜粋

永平寺の第78代の住職
宮崎奕保(みやざきえきほ)禅師の
インタビューがDVDに収められていました。

宮崎奕保禅師は、母と生き別れ
父を病気で亡くした11歳から
お寺に預けられ修行を始めました。

78代目住職で、かつての住職の中でも
最高齢の104歳です。

修行中、重い肺結核で入院生活を
余儀なくされましたが

毎日欠かさず病室で坐禅を組んで
いらしたそうです。

そして、「般若心経」の写経に至っては
8000枚にも及びます。

常に、心を無にして
世界の平和を願っている住職の言葉は
心に染みわたります。

坐禅はまっすぐということ。
背骨も背筋も全てまっすぐで正直。

坐禅とは息と一つになることだ。
何も考えない。

「前後裁断」


「心身一如」

環境もみな自分。
自然の法則をまねて
真理を黙って実行するのが大自然だ。

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まとめ

宮崎奕保禅師は長年住職を務められ

そして108歳で生涯を閉じられましたが

毎日欠かさず坐禅をされていたことで

見事、大自然に習い、真理を黙って実行されました。

宮崎奕保禅師のその真摯な背中を見て

感銘を受けた方は多数いらっしゃると思います。

ただ、黙って真理を実行する。

私も永平寺に修行体験行きたくなって参りました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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